有田ジェネレーション 2019/03/13 感想
1 シオマリアッチ
今までの有ジェネで見てきたシオマリアッチのネタに比べて、今回は非常に気合を入れてきたことが分かった。ポンポンと数多く笑い所を連投したのは正解だったと感じる。声もよく張れていた。ひらがなやカタカナのネタよりも今回の武将ネタの方が、生み出される意外性が大きく、その分おもしろかった。
正直今回のネタを見る前は、有ジェネでの普段のネタから考えるとクビかなあ、と予想していたが、ネタ直後は「これなら残れるのでは」と期待。86という数字に安堵!ただ、ゲストや有田たちの雰囲気に観客に乗せられて点数が上乗せされたようにも思う。つまり、実際の面白さはギリギリ80という感触。
シオマリアッチの成長や気合を十分に感じられたし、過剰なプライドに囚われなければ今後はもっともっと面白いネタを作ってくれるだろうという希望を抱いた。
シオマリアッチは、ちょっと子供っぽいプライドが垣間見られるので、素直になってほしい。それが今後の成功の鍵ではないだろうか。
2 ゆーびーむ☆
好みが分かれますよね、こういうスタイルは。個人的にはけっこうツボだから残念。ついつい根の真面目さと憎めなさを感じて応援したくなる。
ただ、もう少しキャラとネタを掘り下げることができるのではと思う。以前の有ジェネでゆーびーむ☆の服装と髪型を改善させられており、確かにそれでネタそのものも変な違和感なく見られるようになった。
とはいえ、これではまだ中途半端。普通の少しチャラいOLみたいな見た目になっている。もっとギャルっぽくするか…しかし今時ギャルというコンテンツが下火なので、「チャラさ」だけ残しつつ他のキャラにするべきか。チャラい「花魁」とかチャラい「平安貴族」、チャラい「マリーアントワネット」とか。とにかくもっとキャラを徹底するのも一つの手だと思う。それに伴い、当然ネタももっと具体的になるはず。
スプレーが切れた時の対処だったりと、瞬発力があるのでそれも武器に頑張ってほしい。小峠の「思っている節はあるんですよね?」への反応、「ぺろぺろ~逃げろ~」の切り替えしも、点数に落ち込んでいただろうがしっかりこなせていた。
3 ぺこぱ
最初のローラースケートでちょっと笑った。だからこそ、もう少しローラースケートを使ってほしかった。最初だけでなく。ネタに活用することはできたはず。
それと松陰寺がなぜあの服装・髪型なのかが気になる。ネタの間もそれが僅かに気になってしまう。わざわざ自己紹介のように説明する必要はないが、どういう設定なのかが分かるようなネタにするといいのでは。そうすれば、いらぬ疑問も減りネタに深みも出る。それと同時に、シュウペイの設定もわかるようにしてほしい。ザ・漫才師っぽさを出したいなら、そもそもの顔がオトボケ顔なのだから、服装や髪型はもっとカチッとしなくちゃ。今のだとなにか中途半端。
手術のあたり、そもそも何が起こっているのか分からなかった。状況の理解は大前提。全員がすんなり状況を理解できるようにしなければいけない。
ぺこぱ、面白いんだから、自分たちの面白さをもっと引き出してくれ!!
シュウペイの最後のリアクション良かった。
4 ダニエルズ
「またこのネタか…」感は否めない、素人からすると。しょうがないとも思うけど。
あさひの演技力があと一歩。
ただ、総合して中途半端さもないし、素直に「こういう人いるわ~」と笑えた。
あとはとにかくネタを作って作って披露して披露して試行錯誤しまくることではないですかね!
ちょっとトーク力が未知数、というかうまく切り返せていなかったので、鍛えたほうが良いと思う。