素人が好き勝手に書き散らす

映画とお笑いについて素人ファンがのたまうブログ

そろそろ にちようチャップリン 2019/03/16

1 U字工事

 安定感があるし、二人の醸し出す雰囲気も栃木弁もネタも、ほのぼのとしているのでゆる~く見る分にはちょうどいい。

 強いてもう少し笑いたいなあと思ったのは以下の点。

 まず、「益子が働く~」「自分で言うんじゃないよ」のくだり。そもそもボケが弱めなので、「自分で言うんじゃないよ」というツッコミも無理やりツッコんだ感じがする。ここはそもそも別のボケ方をした方がもっと大きな笑いを作れただろう。

 あとは、前半と怒りの中盤とのギャップをもう少し大きくしたらいいかも。益子ってよく見るといかつくて体格も良いしちょっと怖いんですよね。だから怒った時が一瞬だけ、リアルすぎてしまう。もうそう感じた途端、笑いが引きつる。とはいえ、すぐにボケるからまたしっかり笑えるんだけど、この一瞬のリアル感を消すためには、やはり前半でもっともっと腰が低くて柔らかなバーテンダーを演じることではないだろうか。

 

 

2 金属バット

 やっぱりまずは見た目から入ってほしいなあ。どうしても気になってしまうよ。見た目イジッとくれよ。気になってしょうがないよ。気になるっていうのは、期待でもあるんだから、むしろおいしい起爆剤になるはずなのですが・・・もしかして、あえてのイジらずなんですかね。「普通、個性的な見た目はいじるでしょ、僕らは違いますよ」という、ある意味でのアバンギャルドな姿勢なのだろうか。それはそれで良いのだが、観客にも伝わるようにしてほしいですね。

 ネタパレでもそうだったが、ツッコミの意図が時々分かりにくい。

 「お見合い行ってきたんよ」に対する、「終わったな、お前。最悪やんけ」とはどういう意味なのか。お見合いに行ってきたことがなぜ最悪なことなのかがよく分からん。だから観客も反応できていない。

 「バズってる」というのが、特殊なツッコミなので、耳には入っても頭に入りにくい。これは内容ではなく、話し方の問題だと思うのだが、こういう特殊なワードを放り込む時はもう少しハッキリと明確に言ってほしい。四回目ぐらいでやっと「やっぱりバズってるって言ってたのね」と分かる。

 「犯すやないか」は衝撃ワードだから勢いで笑いそうになるが、これも「いや…ん?」と思考停止させられてしまう。女を殴る→犯すになるかな?うーむ。ここも含め、全体的に説明不足感。

 彼女の「けっこん」ボケの後は、やはり「うえい」じゃなくてガッツリツッコんでほしかった。好みの問題かもしれませんが。

 レジェンド傭兵もしかり、後は全部おもしろかった!

 

 

3 天竺鼠

 完璧ですよね。変な男がこれ見よがしに隣で「はあ~あ~」言ってる。もう、これだけで観客の期待度はぐんぐん上がりますよね。で、少しずつ手を変え品を変えつつも、言ってることはずっと「はあ~あ~」だけ。笑うに決まってる。しかも落ち込んでるからため息ついてんのかと思ったら、「はあ~あ~。幸せ!」って。ここで爆発して綺麗に終われます。

 

 

4 品川庄司

 見た目でボケる入り。その後も、自分をイジるボケもツッコミも的確でテンポも良いし、安定感・面白さ、言うことなしですね。私には直したほうがいいんじゃないかと思うようなところが分かりませんでした。

ネタパレ 感想 2019/03/15

1 EXIT

 真面目そうだから応援しているけど、まだツッコミどころが多いぞ!!

 まず、りんたろー!

 髪型が合っていないのか、ひげなのか服装なのか、とにかくチャラくても清潔感作りは必須。話し方(というか口の開き方?)も若干の不潔感を助長している。無理にチャラさを出そうとして無駄に口を開けている。りんたろーは、ねっちょりねっちょり話すよりもハキハキ堂々と話したほうが良い。オリラジ藤森みたいな。

 で、ネタ。いきなり彼女になりきるなら、もっと徹底して。観客は一瞬、戸惑う。ちょっとお調子者な人って、普段おしゃべりする時におちゃらけて演技を入れることがあるが、そういうつもりで、もう少しタメてから演技に入って。「今、自分は演技してますよ。役になりきってますよ」とアピールするのだ。そして演技は徹底すること。

 「慣れない車」ってところでちょっと違和感が。なぜ彼女は彼氏が運転に慣れていないことを知っているのか。それと無免許運転はちょいと笑いにくい。さらに、なぜ自分のお父さんの車にのっていることを、言われるまで気付かないのか。ブラックライトと~のところ、普段聞き慣れない言葉がポンポン出てきて、状況を想像しにくい。状況理解は基本なので、小道具で再現するとか工夫するべき。

 それからツッコミが素じゃないか。彼女になりきってたんじゃないの?彼女のままツッコんだほうが世界に入りやすい。

 

 

2 流れ星

 安定の面白さ。テンポも良いし。ただ、根本的な問題なのだが「の~プーさん」の意味が分からない。「の~」って何?そこだけ、うっすらではありながらも終始気になってしまった。

 

 

3 うしろシティ

 「バンドメンバーの俺のことも忘れたのか」という冒頭のセリフ、「バンドメンバーの」ってわざわざ言うかな普通…という違和感が一瞬だけ流れを止めてしまう。簡潔な状況説明のために入れたのだと思うが、バンドメンバー同士であることを他の部分でもっと自然に説明できたと思う。

 阿諏訪は大部屋で歌っちゃうぐらいの人という設定なら、恰好もゴテゴテ(でクソダサくてちょっとみすぼらしい)ロックスタイルにしたらどうでしょう。

 

 

4 宮下草薙

 頭で面白さが分かっていても、十分に笑えない。草薙の気持ち悪さがアンガールズみたいに明るさの垣間見れる気持ち悪さだったなら、草薙から一歩引いて「第三者」になれるので、笑えると思う。逆に気持ち悪さを徹底し尽くして一つの美学にまで磨き上げたものであれば、それはそれで猟奇的な笑いになると思う。一方、草薙は気持ち悪さがリアルすぎて笑いたくても顔が引きつってしまうのである。つまり、笑えないあるある、みたいなもんなのである。自分にもこういう思考回路が存在しているのだが、その思考っていうのはできれば自分でも陥りたくない思考であり、直視したくない思考なのである。表情や仕草もそう。

 言ってる内容が同じでも、話者の表情・仕草が今の草薙とは全く別の雰囲気をまとう人物像であれば、笑えるかもしれない。だが人物像の設定をいきなり変更しろというのも難しいと思うので、それなら気持ち悪さをもっともっと「美学」と言えるまで磨きあげるしかないのでは。

 トークなら普通に笑えるキャラだと思う。ネタにするならもう数段ギア上げて。

 

 

5 金属バット

 友保のビジュアルに触れられないまま話が進んでいくので、「いつイジられるんだろう」とか「この人何者なんだろう。なんでこんなに変わった見た目してるんだろう」と疑問の連続で、全く話が入ってこない。それと小林も、よく見ると顔がくっきーに似ててインパクトのある。ふたりとも見た目を活かしてキャラを強調し、ネタに反映させてもいいのではないかと思う。

 マグロのブロックに対する「あつ」は、「厚」(マグロブロックの分厚さ)なのか「熱」(マグロをブロックでくれた漁師の心意気の熱さ)なのか。変化球のツッコミをするなら、その意味がハッキリと観客に理解できることが前提。

 ちらし寿司にすることがなぜ「頭おかしい」のか。なんとなくわかるけど、ちょっとボケ自体が弱いので、観客に納得できるよう「普通、マグロブロックでもらったら○○だろ。なんでちらし寿司なんだ」と少し説明してほしい。

 「ええわ」じゃなくて、「しいたけは、ええわ」としっかり言って。じゃないとよく分からん。

 「カイデー」はちょいボケですよね?大ボケならツッコミなしでも観客が勝手に笑ってくれるが、こういうじんわり系小ボケは、なにかしらの形で自分たちからイジらないと観客は笑わないと思う。

 時々入る「しゃあしゃあしゃあ」って何なんだろう、とずっと気になる。

 

 

6 からし蓮根

  今の時代、この入りは笑わせにくいのでは。ジェンダーとか騒がれてるし。「お前にCAは無理だ」という流れを作りたいなら、デカ男という切り口を捨てて多少説明が多くなっても別の切り口から。

 本編は全部面白かった。

 

 

7 ゾフィー

 「自分です」は最高だった。というか、もうこの設定勝ち。設定思いついた時点で勝ちを手に入れたという感じ。

 

 

8 アックスボンバー

 面白いんだけど、なんかこのネタ見たことあるな。この人たちの同じネタなのか、別の人たちのネタなのかは分からない。とにかく、あまり新しさはない。

 

 

9 ネタパレオールスターズ(バッファロー吾郎A 大山英雄 野生爆弾くっきー)

 「ネタパレの」オーディションにしないほうが良かったんじゃない。もはやお笑いとは全く関係の無いオーディションにしちゃうとか。

 最初の「証拠の写真」、見たほうが良かったような。ここで変な写真だったら面白かったのに。

 布袋って、あの布袋ですよね?若い観客も多いだろうし、ツッコミのときに一言だけでも説明してほしい。

 あとは面白かった。

 

 

有田ジェネレーション 2019/03/13 感想

1 シオマリアッチ

 

 今までの有ジェネで見てきたシオマリアッチのネタに比べて、今回は非常に気合を入れてきたことが分かった。ポンポンと数多く笑い所を連投したのは正解だったと感じる。声もよく張れていた。ひらがなやカタカナのネタよりも今回の武将ネタの方が、生み出される意外性が大きく、その分おもしろかった。

 正直今回のネタを見る前は、有ジェネでの普段のネタから考えるとクビかなあ、と予想していたが、ネタ直後は「これなら残れるのでは」と期待。86という数字に安堵!ただ、ゲストや有田たちの雰囲気に観客に乗せられて点数が上乗せされたようにも思う。つまり、実際の面白さはギリギリ80という感触。

 シオマリアッチの成長や気合を十分に感じられたし、過剰なプライドに囚われなければ今後はもっともっと面白いネタを作ってくれるだろうという希望を抱いた。

 シオマリアッチは、ちょっと子供っぽいプライドが垣間見られるので、素直になってほしい。それが今後の成功の鍵ではないだろうか。

 

 

2 ゆーびーむ☆

 

 好みが分かれますよね、こういうスタイルは。個人的にはけっこうツボだから残念。ついつい根の真面目さと憎めなさを感じて応援したくなる。

 ただ、もう少しキャラとネタを掘り下げることができるのではと思う。以前の有ジェネでゆーびーむ☆の服装と髪型を改善させられており、確かにそれでネタそのものも変な違和感なく見られるようになった。

 とはいえ、これではまだ中途半端。普通の少しチャラいOLみたいな見た目になっている。もっとギャルっぽくするか…しかし今時ギャルというコンテンツが下火なので、「チャラさ」だけ残しつつ他のキャラにするべきか。チャラい「花魁」とかチャラい「平安貴族」、チャラい「マリーアントワネット」とか。とにかくもっとキャラを徹底するのも一つの手だと思う。それに伴い、当然ネタももっと具体的になるはず。

 スプレーが切れた時の対処だったりと、瞬発力があるのでそれも武器に頑張ってほしい。小峠の「思っている節はあるんですよね?」への反応、「ぺろぺろ~逃げろ~」の切り替えしも、点数に落ち込んでいただろうがしっかりこなせていた。

 

 

3 ぺこぱ

 

 最初のローラースケートでちょっと笑った。だからこそ、もう少しローラースケートを使ってほしかった。最初だけでなく。ネタに活用することはできたはず。 

 それと松陰寺がなぜあの服装・髪型なのかが気になる。ネタの間もそれが僅かに気になってしまう。わざわざ自己紹介のように説明する必要はないが、どういう設定なのかが分かるようなネタにするといいのでは。そうすれば、いらぬ疑問も減りネタに深みも出る。それと同時に、シュウペイの設定もわかるようにしてほしい。ザ・漫才師っぽさを出したいなら、そもそもの顔がオトボケ顔なのだから、服装や髪型はもっとカチッとしなくちゃ。今のだとなにか中途半端。

 手術のあたり、そもそも何が起こっているのか分からなかった。状況の理解は大前提。全員がすんなり状況を理解できるようにしなければいけない。

 ぺこぱ、面白いんだから、自分たちの面白さをもっと引き出してくれ!!

 シュウペイの最後のリアクション良かった。

 

 

4 ダニエルズ

 

 「またこのネタか…」感は否めない、素人からすると。しょうがないとも思うけど。

 あさひの演技力があと一歩。

 ただ、総合して中途半端さもないし、素直に「こういう人いるわ~」と笑えた。

 あとはとにかくネタを作って作って披露して披露して試行錯誤しまくることではないですかね!

 ちょっとトーク力が未知数、というかうまく切り返せていなかったので、鍛えたほうが良いと思う。

 

映画80選(☆評価、コメントつき)

 

 

映画 目次 リスト

 今後更新していく予定です

 

既に鑑賞した映画と、これから鑑賞しようと思っている映画のリストです。

個人的趣味と、少ない知識で読み取った芸術性・テクニックによる評価で分けています。

覚えてないことも多いのですが、覚えている範囲で評価・コメントしています。

※2019/02/16現在

 

 

鑑賞済み

 

【☆5】

 

スタンドバイミー(少年たちの死体探し。ハードボイルドと瑞々しさの共存。もう返ってこない子供時代を大切に抱き寄せたくなる映画。)

 

カメラを止めるな!とにかくカメラを止めないよう頑張る話…笑。ストーリーの構造上、これ以上は言えない。というかこの映画の面白さの半分以上は構成そのものにある。)

 

 

【☆4.5】

 

魔法少女まどか☆マギカ(まんがチックすぎる画風と、登場人物たちのいかにもなアニメ声に心を閉ざしてはいけない。その実は、時間概念、友情、自己形成、救いとは何かといった哲学的ファクトが散りばめられている壮大な作品である。)

 

魔女の宅急便(正直、思い出補正ありきの高評価。ストーリーや構成はまあ普通。魔女っ娘の成長物語。だが、街並みといい、音楽といい、軽快でほのかなシャレオツ風味が楽しい。嫌味・クセの無い爽やかな作品。)

 

天空の城ラピュタ(こちらも思い出補正あり。ボーイミーツガール。主人公の少年パズーが見せる純粋さや逞しさには素直に爽快感を覚える。かの有名な「ムスカ大佐」は本作の登場人物。)

 

僕のワンダフルライフ(犬好き補正あり。というか犬好きならほぼ必ず好きになる映画だろう。犬と飼い主との絆を最大限に表現した作品。人前で見てはいけない。号泣するから。)

 

デッドプール2アメリカのギャグセンスに万雷の拍手を送りたくなる作品。「真面目に不真面目」を体現している。パロディ盛りだくさん。セリフ回しも面白くてもはやカッコイイ。)

 

 

【☆4】

 

ゴーン・ガール(理想の結婚を追求しすぎて夫への復讐にとりつかれた女性の話。徹底的な復讐の中で見せる冷静さと機転に感嘆。と同時に、行き過ぎた本質主義実存主義の逆としての本質主義)は疲れるし哀れだと思わされた作品。)

 

リピーテッドハラハラが止まらず、終始飽きが来なかった印象。前日までの記憶がゼロになってしまう障害を持った女性の話。自分のビデオ日記や記憶のフラッシュバック等から過去と真実を暴こうと奮闘する。)

 

スラムドッグ$ミリオネア(「スラム街からのし上がる下克上物語に勇気をもらおう」と思って鑑賞したのだが、実際は「インドの底辺社会、壮絶すぎじゃろ…」という衝撃でしばらく呆然としてしまった作品。社会派色強め。)

 

マダムインニューヨーク(英語のできない女性が夫の転勤でニューヨークに移り住み、前向きに頑張る話。彼女の悩みや苦労、頑張る描写が非常に現実的。言語コンプレックスのある者なら励まされるはず。)

 

ヘアスプレー(はるか昔に鑑賞したので記憶が…。だが主演のジョン・トラボルタが演技もダンスも全てキレキレで、感動したのは強く覚えている。楽しく、清々しい映画。だったはず。)

 

トゥルーマン・ショー(自分の住む世界が全てセットで、その生涯が連続テレビドラマとして放送されていたことを知った男が脱出を試みる話。自分の人生は自分のものなんですじゃ。)

 

シャイニングキューブリック作品。静かで激しい。不気味で美しい。言葉とか映像そのものというよりカメラで狂気を描いた印象。世界で初めてステディカムを用いる等、色んな技術を駆使している。)

 

ハウルの動く城(意外と一筋縄でいかない作品。正直、もう少しヒロインが可愛くても良かったんじゃないと思う。それなら最初から本腰入れて見れたんだけど…笑。だがストーリーの作り込みや画の繊細さ等といった芸術性から高評価。)

 

ボヘミアンラプソディー(イギリスのロックバンド「Queen」の伝記映画。Queenの曲がてんこもり。役者たちの見た目がクリソツ。見た目だけじゃなく、表情や仕草、ライブ中の動き等が完コピされており、役者魂を感じる。ファンなら大満足できるはず。)

 

オーシャンズ8(かっこいい女性たちがかっこよく強盗する話。佇まいがクールで洒落ている。ずっとかっこいいのに、どこかしなやかで可愛い空気が作中に漂っているのは何なんだろうか。)

 

ピンポン(二人の卓球少年(少年って感じじゃないけど…)の友情物語。登場人物全員クセあり。鑑賞後、主演のペコ役は窪塚洋介以外考えられなくなる。)

 

下妻物語(ヤンキーとゴスロリのマリアージュ。ポップな世界観と、深キョンの可愛さと、土屋アンナのカッコよさを楽しみました。)

 

嫌われ松子の一生(今まで見た邦画で最も「極彩色」の印象が強い。暗いストーリーに、鮮やかすぎる色遣い・ミュージカル・コメディ・華やかな主演女優(中谷美紀)が詰め込まれているため、カオスというかなんというか。めまいがしそうになる。)

 

銀河鉄道999(純粋で上品。)

 

鬼畜(虐待じみたことをされても、捨てられても、親をかばう息子。その目はあまりにもまっすぐだった。緒形拳岩下志麻に負けず劣らず息子役の演技が印象的。)

 

ブレードランナー(アイツは人間か?人造人間か?俺は…?アイデンティティの在り方を考えさせられる。製作当時にしては画像があまりにも綺麗で、その点でも評価されている。)

 

チャーリーとチョコレート工場(思い出補正あり。アメリカのあんっまあああ~~い(甘い)お菓子をそのまま世界観にしたような、どこか気持ち悪ささえ感じる作品。ジョニーデップの華を改めて感じる。)

 

風と共に去りぬ(クソ長い。白黒。主人公の女性がとてつもなく強気で逞しく、人間臭い。そこが面白い。)

 

ブラザーベア(ディズニー映画。幼少期に鑑賞。ほとんど覚えていないが、何年間も一番好きな映画だったほどには感動した。家族や兄弟との絆を描いた作品。)

 

マレーナ(イタリアン・おねショタ映画。主人公の女性の美しさやたくましさに、気が引き締まる。)

 

シュレック(コメディ。子連れ家族向け。くだらなくて汚い。が、ドタバタが予想以上に面白い。浜ちゃんの関西弁が、こちらも予想以上に違和感無し。)

 

アイ・アム・サム(知的障害の父と健常者の娘との親子愛。ビートルズの曲が使用されている。知的障害への偏見を持つ人々との対比で親子の純粋さが際だつ。)

 

ブラック・スワン(バレエってほんと厳しい世界なんですよね。私自身、7年ほど2カ所で習っていましたが、練習も先生も厳しい。嫉妬とかもよくある。その世界でずっと生きてきて、しかも内気で主役…どれほどのプレッシャーか。想像してもしきれない重荷をよく描かれているし、だからこそラストの一言には説得力があった。)

 

今を生きる(破天荒で熱心な学校教師が、生徒を変えていく話。ほとんどを忘れていますが、かなりの衝撃を受け、数日頭がボンヤリ。その記憶からこの評価。)

 

レクイエム・フォー・ドリーム(全体的に暗い。正直意味が分からなかった。麻薬の話。麻薬を飲んだ時の世界をそのまま映画にしたような。ストーリーは覚えてないが、ハッキリとした断片的なシーンを強く覚えている。画の作り方が上手いのだろう。)

 

ジョーズ(言わずと知れたサメ映画の金字塔。とはいえ、なめていた。見事に食われました。本気でサメが怖くなった。何度も言われているけど、ストーリーも面白いし音楽が効果的に使用されていて扇情的。)

 

 

 

【☆3.5】

 

紅の豚(渋い豚がかっこいい。ハードボイルドもありながらコミカルさやポップさも織り交ぜられているジブリ作品。しっとり。)

 

カーズ(幼少期に鑑賞。主人公の声や車体のかっこよさに惹かれた。何より表情が良い。ストーリー自体は何てことはない、Theディズニー。まあでもここまで車を人間のようにキャラとして成り立たせている映画はなかなか無いかも。)

 

ナイトミュージアム(幼少期に鑑賞。動かないはずの人形たちが動く。夜。何かドタバタ、事件?!子供はそれだけでワクワクする。大人は歴史を知ってると面白い。)

 

きっと、うまくいく(さすがインド映画、歌とダンスは当然入ってます。そしてキレキレ。ストーリーは普通。嫌味がない。明るくなれる。)

 

グッド・ウィル・ハンティング(優しいおじいさん先生と、偏屈な生徒とのピュアな絆に心が洗われる。)

 

ハイ・スクール・ミュージカル(ミレニアル世代後半からその直後ぐらいの世代のアメリカ人なら、知らない人いないんじゃないか。ディズニーの実写映画。顔良し、曲良し、ダンス良し。未だにCD聴きます。)

 

タイタニック(長い。重い。船が沈むシーンは何度見てもハラハラするし背筋が凍る。セリーヌ・ディオンのMy heart will go onとディカプリオが良い。)

 

風の谷のナウシカ(良さがイマイチ分からない。かといって鑑賞後はしっかり感傷に浸れる、不思議な作品。主人公の女の子(名前なんだっけ)が男性から見た理想の女性像とか、そのイメージが強い。でもまあ世界観が独特だし、アニメ映画の歴史から見ても偉大な作品なのだろう、とは思う。)

 

千と千尋の神隠し(なんか七不思議とか表象論とか何かと話題の絶えない印象。だが深く考えなくても楽しく見れる。世界観とストーリーが独特でエキゾチック。ハクが良い。)

 

新感染 ファイナルエクスプレス(形式はゾンビ映画だが、内容は典型的なヒューマンドラマ。映像がすごい。どうやってんのと思う。要所要所で感動もできるし、ゾンビ映画なのに爽やかな後味。)

 

ナルニア国物語(思い出補正あり…というか、原作小説のファンとして、幼いなりに「イメージを壊さないでくれてありがとう!」と感激した、原作通りの世界観。美術面に情熱を感じた。)

 

ミニオンズ(ミニオンズが可愛いらしい。これに尽きる。鶴瓶じゃなくても良かっただろ…。)

 

・黄金の羅針盤(こちらもナルニア物語と同様、原作小説に忠実で雪景色やら動物のCGやら小物に至るまで美術面にも感激させられた。何より主人公をはじめとする俳優陣が美人で華やか。動物愛護団体のせいでまさかの続編製作が中止になったため、尻切れトンボ。)

 

・君の名は(構成・映像・ストーリーの全てがめっちゃ丁寧に作られていて驚愕した。良い意味で期待を裏切られる。若干、監督の女性に対する趣味を感じさせられる描写に興醒めしたが、許せるレベル。)

 

終わった人(正直、共感は出来なかった。だってオイラまだ若いんだもん。まだ終わり始めてもいないんだモン。これは「老い」を感じ始めた人が見るならとても共感できるストーリーなのだ。映画館で見たが、9割がご高齢と思われるお姉様お兄様方でした。)

 

・ファーストマン(映像が良い。アングルや切り替わり等。だが、それ以上に音の使い方が巧いと感じた。宇宙空間や、ロケット空間なんかを音で上手に描いていて、上映時間の長さを意識せずに引き込まれていく。)

 

AKIRA(絵が細かい。絵は原作そのままで、書き込みも奥行もサイバーパンク感も流石って感じ。肉の塊が暴走していく動きは映画ならではで、トラウマレベルに気持ちが悪い。ストーリーもなんだか哲学的で、色々と考察の余地がある。)

 

・誰も知らない(子供の純粋さ。無戸籍の子供たちの話。この映画を機に、無戸籍者について様々な文献をあたり調べてみた。そういう社会的な側面からでなくても、楽しめる(衝撃を受ける)作品。)

 

橋のない川(部落民の話。白黒。登場人物キャラ強め。)

 

東京物語(すみません。私は何度も寝落ちしました。その度に巻き戻した。だが、カメラのアングルだとか画面構図のことだとか、ストーリーそのものに関しても、「良い作品」なのはひしひしと感じられる。意外と今後何度も見ることになるかも、と思わされた。)

 

天使のたまご(1回見れば、とにかく記憶には残るであろう作品。押井守が監督。天野喜孝の絵。とにかく2人の世界観が詰め込まれている。これまでの押井作品を見てた方が楽しめると思う。「俺はこういう世界を描きたいんだよ!!」っていう、強い意志が感じられたというところだけで☆を3つつけた。ストーリーは…個人的にはあんまりピンと来なかった。)

 

ビューティフル・ドリーマー()

博士の異常な愛情

崖の上のポニョ

ローマの休日

House of Wax

帝一の國

愛と青春の旅だち(あんま覚えてない)

 

【☆3】

謝罪の王様

オデッセイ

ムカデ人間2

キューティーブロンド

電車男

百円の恋

マインド・ゲーム

猫の恩返し

耳をすませば

フラガール

レイジングブル

斉木楠雄のΨ難

ブリジット・ジョーンズの日記(忘れた)

風立ちぬ

モアナと伝説の海

 

【☆2.5】

チャッキー

TED

パッセンジャー(忘れた)

ラブアクチュアリー

アナと雪の女王

 

アンダルシアの犬

ライチ☆光クラブ

 

【☆2】

ダレン・シャン

パーシージャクソンとオリンポスの神々

 

 

未鑑賞(今後鑑賞予定)

 

デッド・プール
パピヨン
氷の微笑
太陽の下で-真実の北朝鮮-
ゲットアウト
ミザリー

カーズ3(中年向け?)
ヴィジット
ガタカ
もしも昨日が選べたら
運命じゃない人
ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金
グリーンインフェルノ
ファイナルガールズ
オーロラの彼方へ(見た気もするけど怪しい)
クレイマークレイマー(たぶん見てない)

ベンジャミンバトン(実は見たかどうかさえ怪しい。)

カサブランカ(たぶん見たけど)
妹の恋人
インハーシューズ
オンリーユー
スティング
天才スピヴェット
おとなの恋には嘘がある
シザーハンズ
メメント
男として死ぬ
センセイ君主
羊と鋼の森←曲が良さそう
OVERDRIVE
ドルメンX
全員死刑
緋牡丹博徒
バニラ・スカイ
キャタピラー
卑弥呼
切腹
心中天網島
29歳問題
いつだってやめられる
万引き家族
二人のベロニカ
皆殺しの天使
ビリディアナ
リバティーン
宝島
嵐が丘
山椒大夫
エンターザボイド
ジャンヌ・ディールマン
去年マリエンバートで
マルコビッチの穴